ノロウィルスなどによる下痢・おう吐での脱水症状には、「経口補水液」のOS-1(オーエスワン)
- 2012年12月16日
- ブログ
最近は風邪をひいている患者さんも増えていて、特にノロウィルスが流行っていますね。
そんな時はこの「経口補水液」OS-1がおすすめです。
ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎にかかると、
下痢やおう吐で脱水症状になります。
特に乳幼児は重症化しやすいです。
そのような時は、点滴と同じ効果のある「経口補水液」が有効です。
自宅で対処できますから早めに飲ませてあげるのがいいでしょう。
小児や救急などの専門家で作るグループも、
下痢やおう吐が始まったら自宅で「経口補水液」を早めに飲ませて
脱水状態を改善するよう呼びかけています。
「経口補水液」は、下痢などで体から失われるナトリウムなどの
電解質を多く含む飲み物で点滴と同じ効果があり、
体重1キロ当たり50ミリリットルから100ミリリットルを
3、4時間で飲ませてほしいとされています。
しかし、泣いても涙が出なかったり、
皮膚や口が乾燥していたりする場合などには、
早めに医療機関を受診する必要があるでしょう。
子どもは水分の代謝がとても速く、
赤ちゃんだと数時間で脱水になる場合もあるので、
吐いても少しずつ飲ませていくことが
脱水にならないコツだと言われています。
我が家にもOS-1は常備しています。
薬局などで購入できるので、みなさんもいざという時のために
常備されておくのもいいと思います。
今年もあとわずか。
体調管理に気をつけてラストスパートをがんばりましょう。
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